2024年11月1日から3日の週末にかけて、九州地方へ研修旅行に行ってきました。九州を訪れる目的の一つは、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮の仮殿を見学することでした。
太宰府天満宮は延喜19年(919年)に菅原道真を祀るために創建されました。2027年に道真公薨去1125年の節目を迎えるにあたり、昨年5月から3年をかけて重要文化財である御本殿の大改修が進められています。その期間限定で建設される仮殿は、国内外で活躍する著名な建築家・藤本壮介氏率いるチームによって設計され、非常に注目を集めています。
私たちは主に集合住宅やホテルなどの大型建築を手がけていますが、建築を通して“まち”の風景や“ひと”とのつながりをデザインするうえで、日本の歴史と文化を象徴する建築物に触れることは、非常に貴重な学びの機会となりました。
研修初日は太宰府を訪れ、その後、福岡県糸島市や博多織工芸館、吉野ヶ里遺跡を見学し、最終日には熊本県阿蘇山の壮大な自然も堪能しました。
今回の研修旅行は、職員一同にとって学びと刺激に満ちた時間であるとともに、親睦を深める貴重な3日間となりました。