身近な建築に潜む優れたデザインを弊社スタッフが探求し、日々の共感や気づきをもとにストーリーとしてお届けするReseArchiの第3弾。今回は現在大阪で開催されている「大阪万博2025」の会場のレポートです。
大阪万博2025(ホームページ)
所在地:大阪府大阪市此花区夢洲
面積:9,800㎡

色々と問題が話題になっていますが、実際に行ってみると良いものでした。藤本壮介氏の大屋根リングは方向感覚なくなりますが、シンボルとして、また会場内のアクセスルートとしてうまく機能していると感じました。パビリオンは3カ所しか入れませんでしたが、外観を眺めながら散策するのも楽しかったです。中でも落合陽一氏監修 null2(ヌルヌル)の音響で外壁が振動するさまは異様です。
各国料理の食べ歩きだけでも楽しめるので、まだの方は是非足を運んでみてください。

また万博開催の少し前のGWには、文化庁国立近現代建築資料館「日本の万国博覧会 1970-2005」展 第1部「EXPO’70 技術・デザイン・芸術の融合 」に赴き、当時の会場の図面を見学してきました。50年以上前の図面ですが保存状態がとてもよく、力強い迫力のある手書きの図面を久々に見ることができました。
展示会詳細はこちら